安曇野にも春が訪れ、雪解けとともにわさび田にも花が咲き始める。
この花はお湯にひたして地元の人々が辛味を楽しむ。
1年で最もよい季節である。
桜の花も満開となり、長かった冬を忘れさせる。
安曇野にも夏の訪れ。アルプスの雪も解け、地元には名水百選安曇野わさび田流水群が湧水となってわさびを育てる。
この冷たい水が日本一の香りと辛味の元である。
秋も本番になり、霜が降りる時となりました。安曇野も実りの季節、安曇野産コシヒカリ(米)や、山には天然きのこ、そしてりんご(特にふじ)が真赤に色付き、甘みをたくわえる。
安曇野にも冬の訪れ。初冬は野沢菜の漬け込みで始まる。
各家庭で200年、300年と親から子へと受け継ぐ伝承漬物である。漬け終える頃が本格的な冬の到来である。